こんにちは、Exploratoryの西田です!
ご無沙汰しております!6月は日本でのデータサイエンス・ブートキャンプとアナリティカル・シンキングのトレーニングの準備と実施ですっかり時間がなくなってしまい、こちらのWeekly Updateのほうが滞ってしまいました、すみません!
今週からまた毎週お送りしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!
ところで、今回も好評だった東京でのデータサイエンス・ブートキャンプの方ですが、次回の開催スケジュールのほうが10月の中旬と決まりました。今月終わりまでにお申し込みの方には早割のディスカウントがつきます。もし、データサイエンスの手法やデータ分析を体系的に学びたいという方がいらっしゃいましたら、この機会にぜひご検討下さい!
それでは、Weekly Updateの方いってみましょう。今週はもともとデータ分析の文化のない組織がどうやってあらゆる意思決定にデータ分析を使うような組織へと変革していったかという事に関してのおもしろい記事を紹介したいと思います。
データ分析を始めれていない、もしくは少しはやっていても自分たちのビジネスの意思決定に活かせていない日本の企業は今も多くあるのではないでしょうか。現在のようにシリコンバレーの多くの企業がデータ分析を彼らのビジネスの成長にうまく結びつけることができている現状では、どうしてもそれを日本とアメリカの文化の違いということのせいにしてしまいがちです。つまり、アメリカ人は物事を数値化し、データを使ってビジネスを行う文化があって、日本人はもっと直感と経験を重んじる文化であると、日本を訪れたときに聞いたりもします。
そこで、今回はアメリカの野球チームでもともとデータを使うという文化がなかったヒューストン・アストロズというチームが、データ分析をチームの運営、試合の進め方、選手の採用と育成などあらゆる面に取り入れることで、昨年のワールシリーズチャンピオンシップで優勝するほどのチームになるのですが、その変革の指揮者であるJeff Luhnow(アストロズのジェネラルマネージャー)へのインタビュー記事がMcKinseyから出ていたのでそちらを紹介したいと思います。
アメリカでも、こうしたスポーツのチーム、特にベースボールは昔から勘と経験を重視してやってきた人たちで、そのことに対するプライドも強い人たちですから、データを使って意思決定をしていくということに対してもともと懐疑的です。そういった’文化’の中でどうやってデータ分析をあらゆる側面に取り入れていったのかというのは現在データ分析をビジネスに結びつけることがなかなかできていないという企業にとってはいい参考になるのではないかと思います。
(続きはこちらのリンクよりどうぞ。)
“If you already know what piece is going to become… it might be less interesting to create. Part of making it is the discovery.”
もし何が出来るか分かっているのなら、それを作るのはそんなにおもしろくないのではないしょうか。ものを作るというのは知らなかったことを発見することでもあるのです。
Rick Rubin (音楽プロデューサー、コロンビアレコード会長、デフ・ジャムのファウンダー)
先週は、以下の記事をTeam Exploratoryより出しました。
すでに2週間ほど前になりますが、Exploratory v4.4をリリースしました!
リリースのアナウンスメント及び新機能の紹介の記事を書きましたので、ぜひご覧ください。
冒頭にも書きましたが、次回の日本でのデータサイエンス・ブートキャンプのほうが10月の中旬に決まりました。次回も平日版、週末版の2本を用意しておりますので、興味のある方はぜひ参加をご検討下さい!
それでは、今週は以上です。素晴らしい一週間を!
西田, Exploratory/CEO
KanAugust(Twitter)
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