こんにちは、Exploratoryの西田です。
こちらサンフランシスコでは先週よりようやく春全開といったかんじで、Tシャツで十分なほどに暖かくなってきました。
今週はこちらでは、スプリング・ブレイク(春休み)ですが、ということは家に二人のちびっこが走り回っているということになるのですが、これがけっこうカオスなかんじで、スプリング・ブレイクとは先生たちにとってのブレイク(休み)なんだなとつくづく思ってしまいます。(笑)
ところで、来週Exploratory主催のセミナーを行いますが、私も急遽東京へ駆けつけることになりました!
このセミナーでは私の方から、多くの人に誤解されている「探索的データ分析」の手法と考え方を、予測と因果関係の仮説の構築という観点から紹介したいと思っています。
同セミナーでは、チームの他のメンバーがこの5月に行なう予定の2つのトレーニング、「SaaS・サブスクリプションビジネスのためのアナリティクス」と「データの可視化と探索的データ分析」の一部の紹介をする予定です。
ぜひ参加の方、ご検討ください!
それでは、今週のWeekly Update、さっそくいってみましょう!
人種差別の慣習をもっている組織が作ったデータにはやはり人種差別なバイアスが入り込んでしまうわけで、そんなデータをもとに作った機械学習のモデルは、例えどんな高度なアルゴリズムやテクニックを適用したところで、人種差別的なものになってしまうものです。
アメリカでは人種差別的な慣習を持った警察がよく問題になることがあります。特に南部や中西部の方に行くとひどかったりします。
現在そういった組織が過去に記録したデータをもとに、犯罪予測システムを作り、そこから出てくる予測をもとに捜査を行ったり、容疑者の扱いや刑罰を決定したりということがすでに行われ始めているようです。
今回は、アメリカの南部の町であるニューオーリンズでの例を中心とした話がちょっと前に「Technology Review」の方で出ていたので、紹介したいと思います。
これまでに、「データサイエンスに関してビジネスからよく聞かれる質問」というシリーズで以下の2つの記事の訳と解説を書いてきました。
今回はこのシリーズの最後として、「データサイエンス・チームを組織の中でどう作っていけばよいのか」という質問の答えとして、いくつものシリコンバレーのデータ先進企業でデータサイエンスのチームを作り、率いてきた、Jeremy (Instacart, Sailthru, Collective) とDaniel (LinkedIn, Ebay, Apple) によるアドバイスを紹介します。
“There are no facts, only interpretations.”
事実なんてものはない。あるのは解釈だけだ。
by フリードリヒ・ニーチェ
今週から、SaaS・サブスクリプションビジネスに必須のKPIの紹介シリーズを始めました。
Exploratoryで作ったチャートやダッシュボードなどを、Exploratoryクラウド(exploratory.io)にパブリッシュして、共有、さらにスケジュールすることができますが、このクラウドサーバーの機能を、自前のサーバー(オンプレミス、自分たちのサーバーやAWSなどでホストしているサーバー)に用意したいという場合のために、Exploratory Collaboration Serverというものがあります。
現在こちらの方を、v5.1対応にする作業を行っています。
現在、次期バージョンであるv5.2の開発に入るための準備中です。このリリースではデータラングリングをさらに行いやすくするためのUIや、アナリティクスの機能強化を行なう予定です。楽しみにしていてください。
この5月に以下の2つの新しいトレーニングを開催します!
SaaS/サブスクリプション・ビジネスを改善していくためのKPIの構築から、データサイエンスの手法を使ったデータ分析、施策立案までのスキルを身につけていただくことを目的としたトレーニングです。
5月20日 (月)です!
ビジネスの問題を解決するための仮説をデータから構築していく「探索的データ分析」の手法と、そうした分析に役立つ様々なチャートとアナリティクスの効率的な使い方を身につけていただくためのトレーニングです。
5月27日 (月) です!
以下のアジェンダのとおり盛りだくさんのセミナーを来週行います。ぜひ、ご参加下さい!
毎回好評をいただいているデータサイエンス・ブートキャンプですが、次の開催は7月です!
データサイエンス、統計の手法、データ分析を1から体系的に学び、ビジネスの現場で使えるようになりたいという方は、ぜひこの機会に参加をご検討ください!
現在、早割期間中ですので、お早めに!
それでは、今週は以上です。素晴らしい一週間を!
西田, Exploratory/CEO
KanAugust(Twitter)
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