例えば、以下のように時間と分のデータが別々に分かれた列に入っていたとします。

ここで、この時間と分をくっつけて、さらには時系列データとすることで、可視化したり分析したりしやすくしたいとします。

そういったときは、まずこの2つの列と日付データをくっつけ、その後で、時間付きの日付データタイプであるPOSIXctに変換します。

時間、分、そして日付データをくっつける

日付データの列がある場合

今回のデータにはすでに日付データの列があります。

ですので、この日付データ、時間、分の3つの列をくっつけます。

この3つの列をCommandかControlキーを押しながら選びます。

そして、列ヘッダーメニューから「集約(Unite)」を選びます。

もし、列の順番が、日付、時間、分の順番になっていな場合は、こちらより選び直すことができます。

そして、実行すると、くっついた列が新しくできます。

日付データの列がない場合

ちなみに、もし日付データの列がデータの中にない場合は、ダミーの日付を作ることができます。

「計算の作成」を列ヘッダーメニューから選び、以下のような形でダミーの日付を入力します。

実行するとすべての行に同じ値が入っているのが確認できます。

後の処理はいっしょです。

データタイプをPOSIXctに変換する

新しくできた列のヘッダーメニューより、

データタイプを変換 -> Date / POSIXct -> Year, Month, Day, Hour, Minute

を選びます。

ここでは、データの中の日付コンポーネント(年、月、日など)の並び順にあうメニューを選びます。

これで、めでたく時間付きの日付データとなっているはずです。

可視化する

これで時系列のデータができたので、あとは簡単に可視化したりできます。