こんにちは、Exploratoryの西田です!
いきなりですが、 今週の水曜日、12日の午前9時-10時(日本時間)にオンラインセミナーをやります。今回はAnomaly Detectionという時系列データの異常値を検出するアルゴリズムの使い方の紹介です。こちらに詳細があります。
また、この1月の日本でのデータサイエンス・ブートキャンプですが、平日版は一杯になってしまいましたが、週末版は若干まだ空きがあります。ビジネスの現場で使えるデータサイエンスの手法を、プログラミングなしで一から体系的に学びたい方は、この機会に参加をご検討ください!
それでは、今週のWeekly Update、さっそくいってみましょう!
以前紹介したことのある、個人の好みのスタイルに合わせた服をスタイリストとAIのアルゴリズムを使って選択し、配送してくれるStichfixというサービスがこちらサンフランシスコにあります。ここは世界でも初であるChief Algorithm Officerという役職のもと、独立したCEO直属のデータサイエンス部門があることでも有名な、データサイエンス先進企業です。
そこのチーフ・アルゴリズム・オフィサーであるEric Colsonが、なぜデータサイエンスこそがこの時代にイノベーションを生み出すことに一番向いているのか、また、フルスタック・データサイエンティストがなぜ必要なのかといった点に関して、ハーバード・ビジネス・レビューの記事の中で簡潔にまとめていたので、こちらに紹介したいと思います。
マッキンゼーのリサーチによると、2030年までに先進的なテクノロジーのスキルを仕事で使う時間はUSで50%増加、ヨーロッパで41%増加するらしいです。
さらに、基本的なデジタルスキルに関してはUSで69%増加、ヨーロッパで65%増加するとのことです。
Googleの教育やNPOを支えるための組織であるGoogle.orgの会長であるJacquelline Fullerがマッキンゼーとのインタビューで、彼女のチームがこうした変化をどうとらえ、従業員がそうした変化に対応していくためのサポートをどう行っているのかについて話していたので、こちらで紹介しています。
今日の学生が2030年に行うことになる仕事の85%が今日にはまだ存在していないといわていますが、それでは大学はどうやって生徒にそうした世界で生きていく準備をさせるべきなのでしょうか、という内容の記事がUSのPBS(Public Broadcasting Service / 公共放送サービス)からでていて興味深いと思ったのでこちらで紹介します。
データ分析、デジタルマーケティングといった現在必須の仕事のスキルをどんどん積極的に教えていこうとする試みや、問題解決能力やクリエイティビティといったソフトスキルにフォーカスしていこうといった試みなどが紹介されています。
“If we have data, let’s look at data. If all we have are opinions, let’s go with mine.”
もしデータがあるのなら、見て検討しよう。もし意見しかないというのなら、私の意見で行こう。
by Jim Barksdale, CEO of Netscape
最近、以下の記事をTeam Exploratoryより出しました。
前回のWeekly Updateでもお伝えしましたが、次のv5.1リリースではパラメーターのサポートが入ってきますが、これが予想以上にたいへんで、はじまりから終わりまでしっかり問題なく動くようにするためにまだ苦戦しています!
あと、2週間ほどでお届けできると思うので、しばしお待ち下さい!
ちなみに、このパラメーターはSQLの中にも組み込むことができるようになります。
これによって、Exploratoryの中でチャートを見ながらSQLの条件を変えたり、ダッシュボードを見ている人がパラメーターを変えることでダイナミックにクエリーを変えることができるようになります。
次回のオンライン・セミナーは2018/12/12(火) 午前9時-10時(日本時間)です。Anomaly Detectionという時系列データの異常値発見をするアルゴリズムの紹介をします。興味のある方は是非参加してください!
次回ブートキャンプは来年1月です!週末版の方にまだ若干空きがありますので、データサイエンスの手法やデータ分析をゼロから体系的にいっしょに学びたいという方は、この機会にぜひご検討下さい!
それでは、今週は以上です。素晴らしい一週間を!
西田, Exploratory/CEO
KanAugust(Twitter)
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