顧客を100倍深く理解するためのアンケートデータ分析
「アンケートはしてみたものの、得られた回答データを有効に活用できていない。」
という悩みの声を多くのお客様から寄せられます。
せっかく何十人、何百人(または何千人)ものアンケートデータを集めたにも関わらず、チーム内で回覧して終わってしまってはいないでしょうか。
5段階(または10段階)評価の回答データの平均をとって終わってしまってはいないでしょうか。
自由記述の回答を読んで、一喜一憂して終わってしまってはいないでしょうか。
アンケートはとってみたものの、それによってビジネスやサービスの改善のための具体的なアクションにつながっていないということはよくあります。
たかがアンケートデータと思われるかもしれませんが、データを有効に活用することで有名なFacebook、Airbnb、Netflixといったシリコンバレーのテック企業は、膨大なアンケートデータをユーザーから収集し、このデータをもとにプロダクトやサービスの改善を行い、ユーザーのエンゲージメントを上げ、収益をさらに伸ばすということを日々行っています。
現在のようにデジタル化が進んでいる時代では、マーケティング、営業、人事、プロダクトやサービスの開発、医療、といった様々な分野でアンケートデータを多くの方たちから素早く簡単に集めることは簡単になりました。しかし、このデータからさらにビジネスやサービスの改善につながる意思決定を行うために有用なインサイトを得るための分析手法は、まだ多くの人にとっては隠されたベールに包まれているかのごとくです。
そこで、データサイエンスを民主化のために、データサイエンスのUIツールの開発とデータサイエンスの教育を行うExploratoryが、アンケートデータの分析にフォーカスしたトレーニングの提供を開始することとなりました。
こちらのトレーニングは、様々な形のアンケートデータからビジネスや顧客サービスの改善につながるインサイトを掘り出すための分析手法を実際のデータを使って手を動かしながら学んでいただくものです。
このトレーニングを受講することで、アンケートデータを元に、アンケートの質問の数を最低限にし、さらになぜそういったアンケートの回答が得られるのかといった隠れた要因を探すことができ、 回答者(顧客、ユーザー、従業員、患者など)をセグメント分けすることで回答者の特徴をもとにしたより的確なアプローチができるようなり、さらに自由記述のテキストデータを元に、回答者の自裁の興味と不満を数値化することにより、潜在的なニーズをより適切に理解することができるようになります。
最初はデータの型、データの持ち方といったアンケートデータの基礎からはじまるため、データ分析の前提知識なしに、アンケートデータを持っている人であればだれでもが始めることができるようにデザインされています。
前述のようなデータ分析を始めるためにはデータの形を整え、加工していく必要があります。そこで、このトレーニングではデータの加工に関する最低限必要な知識とスキルをハンズオンを通して学んで頂き、トレーニング終了後、自分で自分のアンケートデータを必要な形に整え、加工し、すぐにデータ分析を始めていくことができるようなります。
トレーニングの最後には、毎週、毎月入ってくる新しいアンケートデータを自動でモニターするためのダッシュボードを参加者全員に作っていただく予定です。
またトレーニング終了後には、自分のデータで分析を行っていくための1時間の個別相談のためのセッションや、実際にデータ分析を始めたときに出てくる質問や問題の解決のためのミーティングやチャットを通して、参加者の皆さまを継続的に支援させていただきます。
このトレーニングの目的はより多くの人達が自分のアンケートデータを自分で分析できるようになることで、回答者をより深く理解し、ビジネスやサービスがより改善していけるようにすることです。世の中に置いてけぼりにされている、隠されたインサイトがたくさん眠っているアンケートデータを少しでも減らすことができればと思います。